立志式の作文って何だろうと思う方もおられるかもしれません。
わがやでも「立志式」の行事で、息子が中学2年生の終わりの頃に将来の自分についての作文を書き、親である私も彼に手紙を書いたことがあります。
立志式の作文を書くのだけど、何を書いてよいか分からないという子どもと一緒に立志式の作文について親も考えてみました。
地域にもよりますが、立志式をするけどどうすればという方も参考にしてください。
▶高校受験「作文」のテーマ例と書き方例!将来の夢や頑張りたいことの例文紹介
Contents
立志式の作文・誓いの言葉の書き方
立志式とは?作文を書く前に確認
立志式の作文・誓いの言葉を書くときにまず気になるのは「立志式」とは何かということです。
「立志式」とは文字通り志を立てる、自分の将来の夢を明確にして誓いを立てる、その他に両親だけでなく周りの人に感謝するという意味があります。
中学校からもらった手紙には、奈良時代の元服は15歳前後だったことから中学2年生の生徒に自分の将来への思いや考えを表明するとの記載がありました。
そこで立志式の作文・誓いの言葉の書き方をみていきます。
立志式の作文・誓いの言葉の書き方
まず立志式だからといって書き方にこだわり過ぎて良い文を書こうとしないことです。
なぜなら、ただ受け取る受動的ではなく自分から発信する能動的な表現を必要とするからです。
将来のことを色々考えているからといってあれもこれもと書いていくと結局何が言いたいのかわからなくなるため、今思っていることを1つにまとめて書くようにしてください。
立志式の作文の書き方のヒント
- 両親、中学生ともに立場は違っても共通していることがあるので思い浮かべてみてください。
- 普段お互いに心ひそかに抱いている感謝・ねぎらいの気持ちなどを素直に文章にしていきます。
- その際、「他の人はどう思っているのかな」「こんな風に言ったほうが良いかな」等を考えていると自分の言いたいことが伝わらなくなるので注意してください。
- これまでの自分の頑張りを振り返り、この先どのように成長していきたいか、なぜそう思ったのかなど時系列でなくてもいいので書き進めていきます。
- 夢の内容を書いていく場合は、その夢を持つようになった体験談やきっかけについて書き、その夢を叶えるためにはどのような行動をすればいいのか、その夢に対する自分の熱い想いを持っていることを書いていくと伝わりやすくなります。
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書きはじめの例文
立志式の作文は自分がこれから将来に向かって成長していくために書く、いわゆる決意表明のための作文といえます。
そこで書き始めの例文をいくつか紹介していきます。
・僕は将来、必ず成功させたい夢があります。
・周りにすぐに影響されて自分が何者かをわからずに過ごしていた私が中学生になり気またことがあります。
立志式の作文の題名例
立志式は将来の夢、目標なども向かってどう努力するかを書いていくのでその題名は重要となります。
その題名例をいくつか紹介していきます。
息子が中学生の時に書いた作文の題名は「15年後の自分」です。
というもので、どちらも将来の自分の目標に向かって素直に書かれているので、題名との違和感もない内容となっています。
立志式の作文「夢がない」場合はどうする?
立志式夢のない場合は作文を書けないのではないかと考えていませんか。
決してそういうことはないので安心してください。
それはなぜかというと、すべての15歳の中学生が将来どうなりたいと決めている人ばかりではないからです。
夢がない場合の書き方ヒント
小説・「君たちはどう生きるか」等の啓発本などの本を読む
同級生・両親・兄弟などと話し合う
最近ではお仕事動画などもあるので観て参考にする
など何かしらのヒントを得て将来どうなりたいかを考えてみるといいかもしれません。
立志式の作文「将来の夢」など書き方まとめ
立志式の作文は自分が目標にしている将来の夢、受験合格に向けての抱負などに向かってどのように努力して行動するかに触れ行きます。
その書き方の流れとしては、例えば
- 目標にしている将来の夢
- その夢を持つようになった理由
- これから先どう頑張るのか
を書き進めていくとより伝わりやすくなります。
結論、立志式を一言でいえば「数えで15歳を祝う行事」です。 そのことから現中学2年生の生徒が大人としての第一歩の決意表明をするために立春に式典が行われます。
・立志式は中学生だけが作文を書くのではなく、その両親も彼らに向けての手紙を書くという中学校もあります。息子の中学は親子共々手紙を書いたことが思い出されます。
この春に中学3年生になる生徒にとっては自分を見つめ直すのにちょうどいい時期となります。どうしても、よく思われたいという気持ちから難しい文章を書いてしまいがち
ですが、そこは自分の考え・現状を素直に書き記していくことをお勧めします。