「高校受験において過去問だけで合格できる!」
と聞いて本当にそうなのか、そうであれば問題の解き方はあるのか、気になるところです。
- 過去問だけで合格できるという意見と
- そうではないという意見があり
ました。受験に向けた勉強法についてもつい悩んでしまいます。
そこで高校受験の過去問だけで合格できるのか、解けない場合の対応策はあるのか、いつから過去問を始めるのかをみていきます。
これから高校受験の過去問に取り掛かろうか悩んでいる方も参考にしてみてください。
Contents
【高校受験】過去問だけで合格できる?
高校受験において過去問だけで合格できる?
という質問には正直なところ学校によると思われます。
公立高校の過去問は県別に統一されているので似ている問題が出題される可能性もあります。
そこで、高校受験は過去問だけで合格できる?過去問だけで合格できない?についてみていきます。
過去問だけで合格できる
高校受験においてひたすら過去問をもとに勉強を進めていった結果、合格できたという意見もあります。
ただひたすら過去問を解き続けることで、だんだんとその学校の問題のパターンもわかってくるため、実際に受験当日に問題をみて面を食らうこともほとんどなくなっていきそうです。
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過去問だけでは合格できない
反対に高校受験は過去問だけでは合格できないという意見もあります。
過去問を一巡はしても傾向が統一されていない学校もあります。
結局、他の参考書を使って学習を進めることになるので、過去問だけでは合格できないと言えます。
【高校受験】過去問が解けない場合の対応策
実際に、高校受験の過去問を解こうとしても解けないことがあります。
解けないからといって、そのままにしておくと学力を伸ばすことはできなくなります。
そこで高校受験の過去問が解けない場合は、そのあとの対応が重要となります。
【受験勉強】
難関校志望でない限り、入試問題は満点を目指す必要はない。
合格に必要な目標点を定めて取り組もう。過去問を解くときに、
「目標点に達するにはどこを取らなくてはいけないか」
を常に意識すること!!つまり、捨てるべき問題もあるということだ。
— 高校受験対策bot (@juken_taisaku) January 3, 2023
その対策は解けなかった問題の原因を分析していくことが大切です。
時間配分を意識して、難易度の高い問題を捨てても合格点に達するのかという分析も必要だと思います。
過去問を分析していくと、次のテストにも活かせるようになり、足りない学力を補うために復習することもでき効果的です。
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1.過去問は何年分解く?
ここで高校受験の過去問は何年分解くのがいいのかというと、最低3年分で少し余裕があれば5年分解くことをおすすめします。
なぜなら1年分だけでは出題傾向・難易度をはかることが難しいだけでなく、解けない問題を別の側面で聞かれた時に対応できないことがあります。
3~5年分の過去問題を解いていけば、
- 出題傾向がわかるだけでなく
- 難易度の高い問題に差し掛かっても対応できるよう
になってくるのです。
3~5年分の過去問を解く場合は、最新のものから以前のものにさかのぼっていくことをおすすめします。
なぜならば、問題の傾向を読み解きやすくなってくるからです。
2.繰り返しの回数
受験する高校の過去問を繰り返す回数はどれくらいが良いのか気になるものです。
それは最低2回です。
2回以上解かないと、自分の苦手なところを理解し、掘り下げて学習しないため、苦手克服につながっていかないからです。
3.過去問を解く時の「注意点」はコレ!
過去問を解く時の「注意点」は
- 「過去問のノート」を作る
「過去問ノート」を作ることで解けなかった問題も復習する時にどこでつまずいたのか?を見直しやすくなるからです。
- 時間を測る
本番のテストの時のように時間を測っていると、問題にかけられる時間を把握することも可能となるからです。
・間違えた問題は繰り返し復習する
間違えた問題こそ何度も繰り返し練習しないと実力はついていきません。苦手克服のためにも間違えた問題はしっかり学習することをおすすめします。
【高校受験】過去問対策はいつからはじめる?
高校受験の過去問対策はいつから始める?とよく聞かれます。
それは、遅くとも受験の3か月くらい前の中学3年生の11月くらいには始めたいものです。
11月に過去問対策を始めるためには、9月頃には概ね学び終えておくと過去問に臨みやすくなります。
「夏を制する者は受験を制する」といいますが、9月までに受験の範囲を復習しておくことが重要となります。
過去問を解く目的
過去問を解く目的は何かというと
受験する高校の入試問題を把握しておくことです。
過去問を解くことで不安感も軽減されるので、受験当日に緊張しすぎて解けないというドキドキや焦りもなくなります。
そのためだけではありませんが、過去問を解いているとそういう不安を払拭できるかもしれません。
いつから解く?
高校受験の過去問への取り組みは、夏休みの終了時期から始めると焦らずに遅れずに進められそうです。
なぜ9月に過去問を始めるのかというと、ある程度の復習が終わっており、過去問を解き始めるのに適しているからです。
勉強の速度は生徒それぞれ違うので、少し早く始められる場合もあります。
「過去問対策」体験談
では、高校受験で実際に過去問を解いて合格したという体験談をみていきます。
- 「力試し」ができました。
高校受験の際に過去問を解くことで実際にこれまで出題されていた問題と向き合うことができました。
それにより、過去の合格ラインと自分の実力がどの位置にあるのかを知ることができたので自分に自信が付きました。
苦手な科目に関しては、出題傾向から自分の弱点についても確認でき、克服することもできたのでまんべんなく点数をとれたように思います。
- 過去問をもっと早く解き始めればよかった
これまでの復習に時間がかかっていたので過去問を始めるのが遅くなってしまいました。
12月過ぎてから始めたのでもっと早くから解き始めていればよかったなと少し後悔しました。
けれど、過去問を何度か解いているうちに少し自信がついてきて、受験当日に間に合ったので結果的には良かったように思います。
【高校受験】過去問対策をするなら?
こちらでは、【高校受験】過去問対策をするのなら?についてみてきました。
高校受験過去問だけでも合格することは可能です。
過去問対策をするのは、傾向と対策を把握するため、今の学力を図るためでもありました。
過去問を一度解いてみたからといって、その効果はなかなか得られません。
そのため、過去問は9月を過ぎるころから始めて3~5回繰り返していくことが重要です。
なぜなら、数回繰り返して解くことで傾向だけでなく、自分弱点・強みを知ることもでき、学習を効率よく進めることができるようになるからです。
高校受験は過去問だけで合格できると言い切れないかもしれません。けれど、繰り返し過去問を解くことで実力が付くのは間違いありません。ぜひ試してみてください。