高校受験「作文」のテーマ例と書き方例！将来の夢や頑張りたいことの例文紹介

高校受験で「作文・自己推薦書」が出題されるようになったのは、受験生のこと・国語力や文章力を判定するためです。

といわれても、受験生側からすれば「作文」はすぐに書けるものではありません。

こちらの記事で分かること

• 高校受験「作文」のテーマ例と書き方例
• 将来の夢や頑張りたいことの例文紹介

高校受験「作文」を書く際の参考にしてみてください。

高校受験「作文・自己推薦書」のテーマ例

最近の高校受験では「作文」「小論文」が出題されることが多くなっています。
「作文」のテーマにもさまざまです。

• 中学校生活の思い出
• 将来の夢や頑張りたいこと
• 将来の夢
• 高校で頑張りたいこと
• 印象に残った最近のニュース
• 中学校生活で最も努力したこと
• 中学校生活で成長した点と、これからの高校生活で改善すべき点
• 高校生活への抱負・期待すること
• 私の夢・決意・可能性
• 自己推薦文
• 「環境」
• 「社会・文化」に関する課題

など数多くあります。

「作文」のテーマで求められることは、受験する中学生が思っている意見を自分の言葉で書くことです。

そのため、そのテーマについての感想よりも自分が思っている意見を述べていくことが重要となってきます。

高校受験「作文・自己推薦書」の書き方例

高校入試の「作文」で求められるのは、受験する中学生の意見を文章にして伝えることです。

意見文は感想文と違い自分の意見を簡単に説明し、その意見が正しいといえる根拠を具体例に挙げることが求められます。

つまり、意見文とは自分が一番伝えたいことを「なぜそう思うのか」という理由、具体例やエピソードなどを用いて説明する文章だと言えます。

高校受験「作文」では「160字以内」「10分」というように文字数・時間が指定されています。

そのため、事前に出題傾向にあるテーマを準備しておく必要があります。
ここで高校受験「作文」の書き方例を紹介します。

例えば、「将来の夢や頑張りたいこと」「将来の夢」というテーマの問題があったとします。

おそらく多くの中学生に「将来の夢」といっても、すぐに答えるのは難しいことです。

そこで、事前に「将来自分がどうなりたいのか」想像しておくと、出題された問題に対して答えやすくなります。

その際に、立派な将来の夢を準備する必要はありません。
なぜなら、説明が難しくなると時間内に決められた文字数を書くことも難しくなるからです。

つまり高校受験「作文」の書き方例は

1. 事前に出題されるだろうテーマをリサーチする。
2. 「将来の夢や頑張りたいこと」「将来の夢」であれば、自分は将来どうなりたいのかを想像する。作文に書く内容の材料を集めていく。
3. 書く内容について、あらかじめ箇条書きをして構成を決めていく。
4. 実際に160字以内で書いてみる（10分）

気をつけたいこと

高校受験「作文」では質問に関する感想ではなく、意見を求められています。

そのため、提示されたテーマについて自分の経験をもとに感想や意見を述べることが重要となります。

将来の夢や頑張りたいことの例文紹介

問題：「将来の夢や頑張りたいこと」について160字以内で書きなさい。
上記の問題に対する解答例を紹介していきます。

例１． 私の将来の夢は薬剤師になることです。

母が薬剤師ということもありコロナ渦でも負けずに働いている姿をみて、自分もそうなりたいと思いました。
そこで、あまり得意ではない数学や理科の勉強を頑張っていきたいと考えています。
そうすることで、母と一緒に調剤薬局で働くという夢が叶うと思います。

例２． 私が頑張りたいことは自己管理です。

最近のファッションはY2Kというものが主流で、ヘソ出しやショートパンツなどの肌の露出が多いと思います。

でも、体型に自信がない私はなかなか手を出すことができません。

だから、日々のストレッチで代謝を上げ、腹筋やスクワットで周囲から羨望の眼差しで見られるようなスタイルにしたいです。

まとめ

「将来の夢や頑張りたいこと」は夢が決まっている人には書きやすいかもしれないけれど、実際に何を頑張ればいいのかわからない生徒にとっては書く前に立ち止まってしまう内容でもあります。

そういう生徒は将来的どうなりたいからダイエットを頑張りたいなどを作文に書いていくのも他の誰かに伝わる作文になっていきます。

やはり、作文は誰かに読んでもらうことを前提に書いてみてください。

テーマ「将来の夢」の例文紹介

問題：「将来の夢」について、160字以内で書きなさい。
上記の問題に対する解答例を紹介していきます。

将来の夢はプログラマーの場合の作文「例文」

私の将来の夢はプログラマーです。

昨今はDX化の推進やゲーム産業の発展が見られ、プログラマーの需要が上がっていくと思います。

私は構築者の1人として活躍したいです。日曜劇場『アトムの童』のような、素晴らしいアイデアと鮮明なグラフィックを融合した作品を提供できる優秀なプログラマーになりたいです。

例２．将来の夢はパティシエの場合の作文「例文」

私の将来の夢はパティシエです。それは小学生のころからマカロンなどを作るのが好きだからです。

パティシエとして自分のお店も持ちたいとも考えています。

そのためには高校で理系科目をしっかりと学んで、大学の経済学部を選んで経営もできるパティシエになりたいです。

まとめ

「将来の夢」というテーマではまだ自分自身がどうなりたいと描けている生徒も少ないのですぐに考えられるものではありません。

そのため、なぜそう思うのか、その答えに至った理由、きっかけについて書いていくとより伝わりやすくなってきます。

作文は他の人に読んでもらうことを意識して書くことを忘れないように取り組んでください。

テーマ「高校で頑張りたいこと」の例文紹介

上記の問題に対する解答例を紹介していきます。

例1. 私が高校で頑張りたいことは勉強です。

義務教育とは異なり、成績が悪いと留年という結果に至ってしまいます。中学より難しくなるので一層の勉強時間が必要になります。

日々の部活動を考慮すると、授業中と帰宅後の学習がテストの結果に反映されると思います。

先生の話をしっかり聞き、復習で理解するように心懸けていきたいです。

例2．高校で頑張りたいことは

高校で頑張りたいことは
私が高校で頑張りたいことは野球の強豪校のチアガールになり応援することです。

全員応援に参加する高校なので率先して応援するためにもチアガールとして参加したいと考えたからです。

そうすることで協調性も身に着けることができ、人を応援する喜びを知ることができると思います。

まとめ

実際に高校生になってから、18歳成人という現実に近づいていくのもあり、中学生の時と違い自分の言論にも責任が生じてきます。

そういう意味でも期待や不安についても書いてみてください。

高校受験の入試に「作文・自己推薦書」がある場合は？

最近の高校受験では「作文」・「小論文」が出題されることも多くなってきました。
それは推薦受験だけではありません。

テーマ例としては

• 中学校生活の思い出
• 将来の夢や頑張りたいこと
• 将来の夢
• 高校で頑張りたいこと
• 印象に残った最近のニュース
• 「環境」・「社会・文化」に関する課題

などがあります。

書き方としては

• 事前に出題されるだろうテーマをリサーチする。
• 「将来の夢や頑張りたいこと」「将来の夢」であれば、自分は将来どうなりたいのかを想像する。作文に書く内容の材料を集めていく。
• 書く内容について、あらかじめ箇条書きをして構成を決めていく。
• 実際に160字以内で書いてみる（10分）

がありました。

高校受験「作文」はテーマに沿って自分の意見を述べる機会です。

普段の国語の問題に対してすぐに解答できるものではないので、想定したテーマに対してすぐに「作文」が書けるように練習をして高校受験に臨んでください。